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相馬野馬追い 7月24日

 7月24日、「相馬野馬追」に行ってきました。実に三年ぶりの訪馬となりました。

 野馬追号
  ▲相馬野馬追号(臨時急行)

 「相馬野馬追号」という、この日、往復1本ずつの臨時急行に乗って、一路、野馬追の会場がある原ノ町駅へ。車内では青春18切符で乗ってしまい(急行は18切符対象外)、車掌と揉めてるヒトもいましたが、車内は比較的静かで、けっこうあっという間に駅に到着しました。

 10時3分原ノ町駅着。ここからタクシーに乗って、相馬家一門の岡田家菩提寺・法幢寺跡(今は廃寺で、山腹に開山碑と岡田家歴代墓のみ残る)を実見したあと、原ノ町駅に戻って甲冑騎馬行列を見る予定だったのですがっ! 駅前で配っているパンフレットを見ると、もうすでに行列は始まっている模様。ちとリサーチ不足でした。というわけで、今回は法幢寺跡はあきらめました

 行列の道までは原ノ町駅から1キロほどまっすぐ歩きます。すると、すでに小高郷の行列が。野馬追いは全体を通じて、旧中村藩領の行政区域(中ノ郷、小高郷、標葉郷、北郷、宇多郷)に則った組割で行なわれるため、行列もそれに応じたものになっています。そして、各郷は相馬領内にある大きな三つの妙見神社(中村神社、太田神社、小高神社)の御神輿を奉じています。

・宇多郷(相馬市)…中村神社。総大将(中村藩主・相馬家)を奉じて出陣。
・北郷(南相馬市鹿島区)…中村神社。副大将(功労者家の海老原家)を奉じて出陣。
・中ノ郷(南相馬市原町区)…太田神社。
・小高郷(南相馬市小高区)…小高神社。
・標葉郷(双葉郡浪江町、双葉町、大熊町)…小高神社。

行列1 行列2 行列3 総大将殿
 ▲騎馬行列     ▲騎馬行列     ▲御使番駆ける! ▲総大将殿

 行列は9時半から12時まで、2時間半にわたって行なわれるのですが、今回は10時過ぎから見物ということで、1時間ちょっとの見物です。途中の道は人が歩道を埋め尽くし、移動するのもちょいと難儀なので、裏道を通って、野馬追い会場の「雲雀が原」付近まで先回りです。実はこの会場付近、人が少ないのです! けっこう穴場です。

 行列はただ甲冑を着た騎馬武者が練り歩くだけというものではなく、御先乗、組頭、御使番、侍大将…等などきちんと役職が決まっていて、行列をうまいことコントロールしています。馬も馬で人の言うことを聞くのもいれば、嘶く聞かん坊もいたり、そういった馬も含めて行列を乱さず、歩道の見物人につっこまないようにするのは、並大抵の苦労じゃないべなと思ったりしました。

 さて、総大将が祭場・雲雀が原へ入り、神輿が鎮座すると、お祭りのハイライトでもある「古式甲冑競馬」がはじまります。時刻はちょうど午後12時、例年であれば日焼け確実の陽射しですが、今年は微妙な曇り空で、風も涼しく、イイ感じでの観戦ができました。レースは1200メートル、10頭立て10レース(たまにニ、三頭減っていましたが)です。旗指物の音と、数メートル先を駆け抜ける馬の重量感はスゴイですね 今年も落馬者、負傷馬が出て、救急車や馬運車で搬送されていました。

甲冑競馬1 甲冑競馬2

 この競馬が終ると、クライマックスの神旗争奪戦です。空に打ち上げられた中村神社、太田神社、小高神社の三妙見神社の御神旗を、馬上で鞭を使って搦め取るものですが、これは十発ほど打ち上げられるので、そのスキに、鎌倉時代に相馬家が千葉から移り住んだ際、奉じたという塩竈神社をお参りに行きました。田んぼの中に鎮座している社なので、周りは非常にのどかです。セミの声と田んぼから湧き上がるモワッとした草いきれ、「ぼくの夏休み」的な風景です。はるか先には中ノ郷の鎮守・太田神社も見えます。

塩釜神社 原ノ町
 ▲塩竈神社           ▲のどかだ…

 すでに御神旗を打ち上げている花火の音も数発聞えているので、早く戻らないと終ってしまいます。ちょっと早足で祭場へ戻って、数回御神旗争奪戦を見物しました。かなり激しく競り合うので落馬者も出ます。今年も救急車で運ばれていった騎馬武者がいました。

御神旗争奪戦1
 ▲神旗争奪戦(望遠足らず)

 神旗争奪戦が終ると、この雲雀が原でのお祭りは終了になります。祭場のすぐ裏手にある南相馬市博物館を見物+納涼して、原ノ町駅へ戻り、相馬中村藩の居城・中村城へ凱旋する、総大将・相馬行胤公率いる宇多郷の「お上がり」を見るため、相馬駅に向います。

 「お上がり」の行列が相馬中村城に入ってくるのは午後5時半ごろ。先回りして、三年ぶりの相馬中村城を見物し、行列を待ちます。そして、午後5時半少し前に、向こうのほうから御使番の声。行列が大手門から宇多郷勢が入城してきました。甲冑は脱いで身軽な平装になっています。

凱旋1
 ▲総大将殿。黒地に日の丸は藩公の旗。

 その後、中村城妙見曲輪において評定が行われ、甲冑競馬や神旗争奪戦などで武勲を挙げた武者などへ、総大将からご褒美が出ます。そういえば、今年は子ども武者や女武者が多かった気がします。評定に遅れて「早く来い!」と怒られている武者もいたり

陣所1 陣所2 陣所3
 ▲総大将がいるのに…    ▲評定シーン         ▲総大将から御褒美下賜

 今年の評定はあいにくの雨で、急に降ってきましたね。神社の方も赤いデカい傘を持ってきて、総大将殿にかけていましたが、総大将は神社の方のほうにさしてくださいと戻していました。

 これで、24日の野馬追いは終了。明25日は小高郷の神事・野馬懸が行なわれます。これが野馬追いのラストを飾るお祭りです。これまで見たことがなかったので、今年は朝イチで出かけます。 

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